「信州Smart Farm」構想について行政と話してきました。
カンタンに言うと、広大なエリア(集落)で鳥獣害を防除しましょう、という試みです。
弊社の地域でも農業におけるDXは少なからず進んでおり、空の世界では境界線の無い所で成果を出しつつある、かたや大地では個が点在し各々の方法で鳥獣害、防除を行ってはいるが根本的な解決には至っていない。これは全国で抱える問題です。
そんな問題を空から丸ごと解決すべく、これまでに実証実験としてメーカーからは大量のサンプルを提供いただき、知り合いの農家様の協力もいただきながら評価を開始。
・シカの動態はどうか?
・山を背負った地域では例年シカの被害が深刻だったが農作物は守られているか?
・鳥害は防げているか?
などモニターしてきました。
その結果一部地域ではヨトウなど病害虫に対しても有効性が確認され、まさに究極のIPMが構築できそうな成果を得ました。
農家さんで作った野菜が全滅という話はよく聞きます。
これからはドローンのようなハードウェアと鳥獣害防除のソフトウェアがうまく連携し、慣行も有機も自然農もあまねく全ての農業者にその効果がもたらされるように推進していきます。
世界的な潮流でもあるSmart Farmの新しいカタチ。
評価に協力いただいたとある農家さん、「なんだか知らねぇがシカもカラスもやってこねぇ」
チャレンジしがいのある事業です🤓
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